おんな城主 直虎 第6回「初恋の別れ道」感想&解説など

おんな城主 直虎 第6回「初恋の別れ道」感想&解説など

 亀之丞が逐電してより10年がたち、井伊谷に帰還した前回。
 今回はまず、井伊直親と名を改め元服したところから始まります。

 主な内容は題名の通り、次郎法師と直親の恋路について。

 二人はもともと婚約していた間柄ではあったものの、10年たった今、様々な事情からそれを果たすことが叶わなくなっていました。

 どうにかしようとする二人ですが、結局はどうにもならず……ドラマの中では次郎法師が直親の申し出を断る形で、添い遂げることができなくなったわけです。

直親の帰参について

 ドラマではまず直親が帰参し、それから今川にその許しを得る、という形になっていました。

 この辺り、実際にはどうだったのでしょうか。

 とりあえず直親の帰参が、その父である直満の死に関わっている小野政直の死に起因していることは間違いありません。

 井伊家の当主である井伊直盛は政直が死んだことで直親を呼び戻し、今川義元の許しを得て改めて跡継ぎにしたわけですが、いったいどのような経緯で許しを得たのか詳しいことは分かっていないわけで、そこは想像するしかない、といったところですね。

今後の伏線

 今回は何だかんだで、今後の伏線らしき描写が色々ありました。
 たとえば次郎法師が直親の申し出を断るくだりなど。

 もし還俗する時があるのなら、それは直親に何かあった時のこと。

 もうそのまんま、井伊家の未来を示唆している言葉です。

 また直親と政次の確執も、ちらほらと見えてきています。
 史実では父親絡みの因縁で、仲が悪かったとされている二人ですが、ドラマでは父親というよりも女絡み。

 こちらの方が根が深そうです。

直親としの

 次郎法師に断られたことで、直親は結果的に別の女性と結婚することなりました。
 相手は井伊家の重臣・奥山朝利の娘である、奥山しの(ひの)。

 しかし実際には直親が信濃にて隠れ住んでいた頃に結婚しており、そのため婚約者であった次郎法師こと直虎は婚期を逃した、とされています。

 つまりドラマとは順番が違っているわけで、この順番が違うということは、その意味も決定的に違ってきますね。

 ドラマではまあ、一途に待っていた次郎法師に対して直親がばつの悪い思いをしないよう、ああいう展開にもっていった、といったところでしょうか。

竹千代と瀬名

 前回に結婚した竹千代と瀬名は、今回も登場。
 瀬名が恋した今川氏真が鷹を相手にしているのに対し、結婚相手の竹千代は雀を相手にしているばかりで、その対比にぷりぷり怒ります。

 竹千代というのはのちの徳川家康ですが、この頃は今川家の人質になっているわけですね。

 もともと今川の人質になるはずが、色々あって尾張の織田家の人質になってしまい、それを今川は取り返して今度こそ今川家の人質になっている、といった状況です。
 あとで天下をとることになる家康も、幼い頃は忍従を強いられていました。

 ちなみにこの第6回の時代では、そろそろ元服する、といったところですね。
 名前も幼名である竹千代から元信⇒元康⇒家康、と言う風に変わっていくことになります。


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