Kindle Unlimitedとは

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 私もお世話になっているAmazon Kindleですが、その中にKindle版の本の読み放題サービスであるKindle Unlimitedというものがあります。
 Amazon Kindleにて電子書籍化を初めて行ったのが2016年の8月9日であり、Kindle Unlimitedはその少し前である8月3日よりサービススタートとなりました。

 参考 公式ページ  Kindle Unlimited 読み放題

 当然そんなサービスがあるなど露知らず(ちゃんと説明読まないから)、出版後に作品の上にKindle Unlimitedってのがついてるけど何だこりゃ? みたいな感じでした。
 しかもそれについてまともに調べ始めたのが出版から一ヶ月以上も経過して、なのですから我がことながら情けない限りです。

読み放題サービス

 Kindle Unlimitedとは何ぞや、ですが、ざっくりといえば読み放題サービスのことです。ただし月額980円必要です。

 形態としては貸し出し、といった方がいいですね。一度に借りられるのは10冊までとなっています。
 Amazonが始めたこのサービスに対し、ちょいっと調べてみたら賛否両論、色々ありました。書き手、読み手、それぞれにおいてあるようです。 

 収益の計算方法

 本を出版している書き手にとって、設定している定価での有償配布だけでなく、このKindle Unlimitedでも収入を得ることができます。それが既読 KENP (Kindle Edition Normalized Pages)  から算出されるもので、実際に読まれたページ(初めて読まれたページ)に対して収入が発生する、というものです。
 この計算がまたややこしく、変動もするのではっきりとは分かり辛かったりします。

 出版される本の書式はバラバラなのですが、Amazon基準の計算方法があり、この本は何ページ、という風に算出されます。うちで出しているibisノベルの場合だと、大体170~180ページにて換算されているようです。当初、このページ数は何なんだと思っていた頃が懐かしい……。

 それはともかく、KDPセレクトグローバル基金というものがあり、こては毎月変わるようですが、この基金から支払いが分配されるわけですね。ちなみに2016年9月ですと、約12億くらいです。何だかぴんときませんが、もの凄い額ですね。

 実際に分配される金額は、総既読ページ数の中の、著者の既読ページ数の割合によって決まるそうです。
 分かり辛い理由は、著者の既読ページは当然確認できるものの、世界中の総既読ページは公開されていないので、ちゃんとした計算ができないのです。

 ただどうもざっくりとではありますが、2016年8月分に関しては1ページあたりの単価は0.5円みたいな感じですね。つまり100ページ読まれれば50円、というわけです。私のところの結果も、それを裏付ける感じでした。

 儲かるのか?

 時と場合、物次第、といえるかと思います。私の場合は始めたばかりで参考にもなりませんが、出版している本の性質によっても変わってくるかと思います。

 何せページ単価というものなので、市販されている一般的な漫画本などは有利です。一冊あたりのページ数も多いですし、読むスピードも小説などに比べると早いですし。

 ただこの漫画本、同人誌となると話が変わってきます。漫画の同人誌といえば、やはりページ数が多くないものがほとんどです。例えば30ページで即売会などで300円くらいで販売していたものだとしたら、ページ単価だと15円……。おおぅ。差は歴然です。

 数を捌ければ(実際に何百万、と稼いだ同人漫画サークルさんもあるようです)別ですが、単価重視でいくのならば、Kindle Unlimitedでは不都合かもしれません。

 私の出版している本は小説で、同人誌としてもかなり無理して市販の物に近いページ数があるので、一冊完読していただければ、漫画本よりはページが稼げます。これはちょうど、自費出版の際の販売価格や原価における小説本と漫画本とメリット・デメリットが逆転したような形であり、小説本しか書いてこなかった私にとっては悪くないサービスです。

 つまり物次第、というわけですね。
 ↓ちなみにこんな記事を参考に載せておきますね。

 参考 鈴木みそは「アマゾン読み放題」で儲かったのか!? 金額発表!

 漫画家の鈴木みそ先生のブログの記事なのですが、Kindle Unlimitedの実績の詳細が掲載されています。
 それによると、8月月間の既読ページは2,779,361ページで、金額にすると約141万円!
 凄いですねえ。

 出版社を通して出版した際の印税と比べてどうなのかは私には分かりませんが、電子書籍出版を個人ですることのメリットも、まあこれは好例でしょうが、あるということです。

読み手としてのデメリット

 ただ一方で、こんな記事も目にします。

 サービス開始当初、Kindle Unlimitedは大きな反響とともに受け入れられたそうですが、今ではKindle Unlimitedの解約方法、などという記事があちこちで見受けられるようになっています。
 というのはこのサービス、開始してしばらくして、読み放題対象の本がかなり、その対象から外れてしまったそうです。

 これも前述しましたが、市販の漫画はページがある上に読む速度も早いわけで、どうやらAmazonの想定を超えて出版社への支払いが増えてしまったそうです。出版社に対しては独自の契約があるらしく、その辺りが原因みたいですね。

 そのほかにも価格の高い専門書のようなものは多くを取り扱っていないとか。まあ飲み放題サービスに高い酒が無いのと同じで、当然といえば当然なのかもしれませんが、期待外れになった方もいらっしゃったようです。

結局Kindle Unlimitedは使えるのか

 私は読み手としてはまだ利用していないので何ともいえませんし、書き手としては今後の実績次第なので、この場でははっきりとはいえません。

 ただ想像としてKindle Unlimitedが使えるかどうかは、その人次第、であると考えます。使えると人にとってはとことん使えるサービスでしょうし、使えない人にとってはとことん使えないサービスなのでしょう。

 私は使えないよりも使えた方が得だと感じるのでそうありたいですが、こればかりは実際に使ってみないと分からないことですからね。

 新しいことにはチャレンジで。
 まずはそれでいいかと思います。

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